震災から1年半年松田朋子

松田朋子 閲覧ポイント:559Pts

今月で熊本地震から一年半になります。

前震が起きた直後、震度7が益城町で発生したという情報だけを頼りに益城町木山地区に入って目にした光景は、今でも忘れません。

歩けば、歩くほど増えていく一階部分がなくなった住宅、壊れた家屋に取り残された家族を励まし続けるお父さん。

午前0時をまわっても、あの日は、外に人だかりができていて、なのに、とても静かで・・・

 

あの時、私は早く情報を伝えなくてはという気持ちと、前震、本震と、このまま熊本はどうなってしまうのだろうという不安も正直抱えていました。

 

いまでも仮設住宅など、仮のすまいで暮らしている方は4万人以上います。

県内最大の仮設団地・テクノ団地も取材を続けて1年が過ぎました。

テクノ仮設のみなさまと。いつも団欒では笑いが絶えない、

とても温かい、明るいみなさまでいつも逆に私が元気をいただいている方々です。

一方で、話を聞いていると、

「ふと一人になると、これからどうなるんだろうって急にわーって怖くなるんよ」

「いまでもこの先のこと考え出したら涙が出てきて、寝られない日が続くときもあるよ」

「仮設はいつまで、災害公営住宅はどこにできるんやろか。」

次のすまいを具体的に考える時期に来て、不安な日々が続いているのも現状です。

10月5日と6日の「スーパーJチャンネルくまもと」では、熊本の「仮設住宅のいま」と「東日本大震災の仮設団地、災害公営住宅から見る熊本のこれから」を特集でお伝えします。

 

震災から6年半すぎてもなお残る宮城県名取市の仮設団地。

仮設の住民は、当初の3分の1程度にまで減りました。

自宅再建のめどがたったあとも自治会長を続け住民のコミュニティの維持に努める高橋さんに現状や課題をうかがってきました。

 

甚大な被害を受けた方々が、今後、よりよい暮らしをしていくために、被災者の方だけではなく、私たち熊本全体でできること。

お伝えした内容が、地震や復興について改めて考えるお役に立てたら幸いです。